コエンザイムQ10サプリの選び方

私はコエンザイムQ10を毎日飲んでいるのですが、もともとは若さ健康を保つのにコエンザイムQ10が効果があると聞いたので、飲み始めたのがきっかけです。
その後、がんの予防に効果があると知り、手放せなくなってしまいました。

うちは完全にがん家系です。
祖父母4人と父は皆がんでなっており、常々自分もそうなるのではないかと心配していました。
毎年の検診では血液によるマーカー検査や胃カメラも追加料金を払って受けています。
でも、検査でがんにかかったかどうかを定期的にチェックするだけではなく、積極的に予防する必要性を感じていました。

コエンザイムQ10はもともと人間の体内で作られる物質です。
人間の細胞が働くにはエネルギーが必要ですが、そのエネルギーを作り出すためには食事で摂取した、糖分や脂肪分などを細胞内のミトコンドリアでATP(アデノシン3リン酸)という物質に変換しますが、それを助ける体内物質がコエンザイムQ10です。

老化の原因といわれてるのは活性酸素ですが、強力な抗活性酸素を持っており、免疫力を強めるので、老化防止に役立つというわけです。
私はもともと栄養剤やサプリメントを飲むのに抵抗感があり飲まないようにしていたのですが、もともと体の中で作成される物質で、老化とともに減少する物質を補うだけだと知り安心して飲んでいます。

効果については、飲み始めたからすぐ実感できるわけではありませんし、主観的なものなではあるのですが、以前に比べ疲れづらくなったのとともに老化現象である薄毛化も進行がストップした気がしています。


がんの発生原因のひとつとして言われているのは、活性酸素が体内で増加し、遺伝子のDNAを傷つけることです。
コエンザイムQ10が効くのは、その抗活性酸素機能により活性酸素によるDNAへの害を減らすことができるからです。

また、活性酸素によって引き起こされる免疫力の降下を防ぐことにより癌細胞の発生を防ぎ、万一発生したとしてもその進行を遅らせることができるのです。
癌細胞は急激に増殖して、健康な細胞に広がり、体をむしばみ人を死にいたらせる病気なので、まずはその原因となる癌細胞を発生させない予防が本当に重要です。

健康増進のための用法としては1日に100-200mgを摂取するのが一般的なようですが、医療目的として使用する場合は医師と相談することが必要です、
その効果は動物実験などでも十分に検証されています。

もちろん、コエンザイムQ10が万能でこれだけでがん予防が完全にできるわけではありません。
ビタミンA,C、Eを同時に摂取することにより効果は高まりますし、なにより食生活が乱れていたり、喫煙習慣、過度な飲酒などがあればもともこもありません。
バランスのとれた生活、適度な運動、十分な睡眠を心がけるのが重要なのは言うまでもないことです。

私自身は今まで大きな病気にかかったことはなく、もちろんがんになったことはないので、効果があったかどうかを証明することはできないのですが、今後健康を維持し、長生きをするためのひとつの方法として、自らの生活習慣を改善していくとともに、コエンザイムQ10を飲む習慣は継続していきたいと思っています。